mikan_daisuki’s blog

IT系サラリーマンの日記。前職ではスマホゲームを、現在はアプリを作ってます。



ゲーム開発初心者のWebエンジニアがUnity×C#で開発するために1年間で読んだ9のモノ

私がアプリでゲーム開発をするようになったのは2014年の夏でした。

もう1年が経ったので、今まで読んだモノ(本だけでなくWebも)をまとめてみます。

当時のスキルセットは、

  • 業務経験3年ほどのWebエンジニア
  • サーバーサイドが専門(Perl)
  • html, css, js, Flashは嗜む程度

です。

右も左もわからない頃

0. まずはWebで

Unity公式のTutorialが楽しく学べるようになってます。

Unity - Tutorial - 2D Shooting Game

まずはこれに沿ってUnityを動かしてみるのが良いです。

他にもドットインストールをちょっと見てみましたが、退屈かもしれません。

1. まずはひよこ本から

有名みたいですね、ひよこ本。 

私はUnity4で開発しているので、以下を読みました。

Unity4入門 最新開発環境による簡単3Dゲーム制作

Unity4入門 最新開発環境による簡単3Dゲーム制作

 

Unity自体をどう触るのか、という超初歩が学べます。

GUIのEditorで実装する感じが最初は抵抗ありましたが、もう慣れました。

 

筆者の労働環境はUnity4ですが、

今やUnity5が出てしばらく経つので、こちらの方が良いと思います。

Unity5入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作

Unity5入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作

 

 

2. ざっくり学んだ後に実際のゲームを触ってみる

会社の先輩が、「深イイ」と言っていたのでこちらを読みました。

ゲームの作り方 Unityで覚える遊びのアルゴリズム

ゲームの作り方 Unityで覚える遊びのアルゴリズム

 

 当時の自分にはよくわからなかったですが、

手触りをよくするために、どういう実装にしたのか、というのが非常に勉強になる」

と仰っていたので、本当はある程度慣れてから読む本かもしれません。

ただ初心者でも、「Unityで完成したゲームを触っていじってみる」ことができるのが良いと思います。

素材がどこかのサイトからダウンロードできて、プロジェクトを開いていじれるのですが、「こうやって作ってるんだ〜」と、何かと気づきが得られるかと思います。

 

3. C#を覚える

ぼくはだいたい「なんちゃら最速マスター」みたいなページを読んで覚えてます。

anond.hatelabo.jp

 

C#ラムダ式 基礎文法最速マスター − @IT

 

なんかタイトルがキャッチーで情報もスリムなので、さくっと読んで覚えるかーという気分になります笑

同僚は、以下をお勧めしておりました。

ぼくの場合は、ググったらたまたま以下に出会って読むことは多々ありました。

ので、どっちにしても出会うことになると思います。

ufcpp.net

 

4. 3Dグラフィックスの雰囲気を感じる

 これはコンソール業界にずっといた方から勧めてもらいました。

ゲームグラフィックス 2013 CGWORLD特別編集版 (Works books)

ゲームグラフィックス 2013 CGWORLD特別編集版 (Works books)

 

 3Dグラフィックスってどんなかんじなのか、

どんなものが注目されているのか、眺めるだけなのですが

なんとなく意識が高まります。笑

自分はエンジニアなので直接こういうものを作ることはないのですが、

自分の関わるプロダクトがどういうものなのか、感覚が掴める気がします。

 

最新のものだと以下ですかね。

ゲームグラフィックス 2015 CGWORLD特別編集版

ゲームグラフィックス 2015 CGWORLD特別編集版

 

 

5. 3D技術の歴史とキーワードを把握する

4. とも近いですが、「自分の作るものがどういうものなのか」よくわからなかったので、以下を読んでキーワードを把握するようにしました。

ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術 増補改訂版

ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術 増補改訂版

 

mikan-daisuki.hatenablog.com

 こちらでも触れてますね。まとめも知識不足で意味不明になってますね笑

でも、シェーダーもよくわかってなかったので、俯瞰して技術要素がどうなってるのか把握するのにはよかったと思います。

ある程度慣れてから

6. C#のイケてる書き方ってどんな感じなんだろう

てことで、読んだのが以下。

Effective C# 4.0

Effective C# 4.0

 

「 Effective 〜」は有名みたいで、これも周囲は読んでるし、レビューもよさげだったので読んでみました。

C#らしい書き方で大事なこと、が書いてあります。

でもちょっと難しいかも。わかるのもありますが、わからない項目も結構ある。

勉強にはなりました。

7. ゲームっぽい書き方ってどんな感じなんだろう

 と思って読んだのが以下。

ゲームプログラマのためのコーディング技術

ゲームプログラマのためのコーディング技術

 

割と基本的な内容らしく、そういうレビューも多かったんだけど、

わかりやすいし分量もちょうどよくて、面白かった。

オブジェクト指向デザインパターンに詳しい人には不要らしいけど、

自分はそういう人ではなかったので勉強になった。

もっとガチで勉強するならCode Completeの方がいいらしい。

 

Code Complete 第2版 上 完全なプログラミングを目指して

Code Complete 第2版 上 完全なプログラミングを目指して

 

 上ってことは下もあるのか・・・と自分は敬遠してる笑

8. そもそもC#の言語仕様って・・・

と、慣れてきて気になったころに読む本。

C#エッセンシャルズ 第2版

C#エッセンシャルズ 第2版

 

 薄いのが良いです。持ち歩くのも全然問題ない。

ちょっと暇なときに読むのがよいカジュアルさです。

9. 実はJavaC#に似てるので、Javaの技術書も良い

インターフェースと抽象クラスで分けるコードの書き方が正しいのか疑問に感じて2chで聞いたら「Effective Javaを読め」と言われて読んだら面白かったので

読んでなかったら是非。 

EFFECTIVE JAVA 第2版 (The Java Series)

EFFECTIVE JAVA 第2版 (The Java Series)

 

個人的には、この本が一番アタリだったかも。

staticクラスの使い方やらインターフェースの使い方、やらが、しっかり書いてあって、そういう思想的なことを学べなかったので、こういう本を読むのは大事だと思う。

ネット読んでるとJavaC#の違いに苦しむ人がいるみたいだけど、LLから入った人がみたらだいたい一緒ですね。笑

まとめ

いかがでしたでしょうか。

誰かの参考になれば、それ以上のことはありません。